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突然の暴露により二人は思考が一瞬停止し理解すると驚愕の声を上げた。
「うるさいぞ。まだ話しているだろう」
うるさそうに二人を見る夜剣神。
「いやいや、とんでもないことを暴露しましたよね!?」
「そうです!」
聖羅の言葉に千里も頷く。
「ん?ああ、そうかこれは知らないんだったな」
何を驚いているのかがわからなかった夜剣神はようやく合点がいったように頷く。すっかり空気が緩んでしまった。
「はぁ、・・・・・・ん?あの」
何か疑問が浮かんだのか夜剣神に声を掛ける聖羅。
「今思ったのですが私たち人間にも悪植大神の力は影響すると思うんですけど。もしそうなら私たちでも戦力にはならないのでは?」
最もな疑問を口にする聖羅。
「それも確かに一理ある。だが、人間ならば俺が何とか出来る」
「どういうことです?」
聖羅が聞く。
「お前らならば知っているはずだが?俺がどんな神なのかを」
「「!!!」」
そう言われて二人は思い出した。
「思い出したか。俺の力は人を守護する力そして、魔を斬り祓う力の二つだ」
「確かに剣様の力なら悪植大の力を破れるかもしれませんね」
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