After Motion

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「ひゃっ…あ…勇ちゃん…もう…」 「声…抑えられる?」 「そういうプレイだと思うとゾクゾクしちゃう」 「ふっ…相変わらずだなぁ」 昔と変わらず私を激しく求めてくれる勇ちゃんに未だにドップリ溺れてしまっている私。 若い時のように好きなだけ行為に耽るという事は出来なくなっていたけれど、其れでも私は幸せだった。 「勇ちゃんだって…好きなくせに」 「うん──ねぇ、今日は生でもいい?」 「…出来ちゃってもいい?」 「勿論──そろそろ五人目、欲しいな」 「勇ちゃん…」 無計画な事は決してしない。 望んだ時にしか子どもが出来るようなセックスをしないと、そういうルールを設けていた。 「んっ…」 「あぁ…やっぱり瞳ちゃんの声…ちゃんと聞きたい」 「…でも…みんなに聞えちゃうから」 「じゃあ今度、ラブホテル行こうか?」 「え」 「田舎には多いだろ?ラブホ」 「…」 ラブホテルという言葉だけでドキドキして仕方がなかった。 まだこんな愉しい事がある──そう思うだけで私の中は潤いを満たして行き、あっという間に勇ちゃんのモノを締め上げていた。 何年経っても勇ちゃんへの愛情が途切れる事はなく、益々愛おしさは募って行く。 幸せ発展途上な私達の平凡だけど幸せ過ぎる毎日はこれからも続いて行くのだった── After Motion(終)
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