4章 伝説の武器、呪われパ

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「そんなに卑屈にならないでよ兄さん! 僕が兄さんを嫌いだなんてあるわけないじゃない!」  なにこれ……何が始まったの? 「やい! お前達! いい加減にしろよ。兄さんは繊細なんだ! やめろって石を投げるなっ!」 「――痛っ」 「「いえーい」」  本当に何があったんでしょう? 俺達のパーティに、俺達の武器に、事態の収拾はつくのでしょうか?   それはまさに神のみぞ知る、というやつなのかもしれない。俺は天を仰ぎ見てオヤジを思い出す。まだ、嫌がらせは続いているのだろうか?  様々な事柄に想いを巡らせて薬草を頬張る。その味はいつもより青臭く、しかめっ面になった。  青春の味というやつなのだろうか?
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