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「何なら今からでもいいわよ」
「ちょ、ちょっと待った」
途端に僕の中に激しい嫌悪感が湧き上がってきた。
「ごめん、僕ダメなんだ」
「何がダメよ?」
女のフニャフニャした体。
僕が憧れているのは、硬く締まった筋肉質の男の体。
「僕は女に興味がない」
「え? もしかしたら男が好きなの?」
「そう」
「そういう経験があるの?」
「いや、別に変なことをしたことがあるわけじゃないけど」
「でも私、このままじゃ気が済まないわ」
「そう言われても」
「ええい、こうしてやる!」
女が僕に跳びかかってきた。
「何をする!」
「えいっ! えいっ! えいっ!」
「うわ、おいっ! おいっ! おいっ! やめろー」
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