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「あ、あぁ。そうだな。」
やっぱり引いてる~!
「ごめん、今の忘れて!…は無理か。
えっと、ありがとう!ゴメンね、またね?」
うわ~やばい!何で好きな人の前だと
こんなにテンパっちゃうんだろ。
香奈に怒られる~!
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「2人だけの秘密、か。」
真っ赤になって走り去る優を見ながら、
太一は独り言を呟いてみる。
「ちょっと恥ずかしいけど…」
まだ半年程しか同じ教室で
過ごしていない二人だが、
少なくとも耳まで赤く染めて
恥ずかしがる優の姿は、
太一の目に可愛らしく映っていた。
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まだまだ『佐伯 優』編は続きます!
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