佐伯 優 3

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――――――――――――――――――――――――――――― 「じゃあねー!」 「またなー。」 色んな声が飛び交う、下校の時間。 「よー、太一!おめでとーございます。」 「あ、香奈。ありがとうございます、 そっか、知ってるんだ、親友だしな。」 「悪いねー、優が鈍感で。 ちゃんと教えてやったから、安心しな。」 「ああ、まあ…そこも可愛いし。」 「やー!いいね~♪熱々カップルだね~!」 「…うっせ。」 頬を赤らめて照れている太一。 「でもさ、おかしくない?」 「え?」
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