月を仰ぐ

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敏感になっている乳首が指で弾かれた。 「あんっ」  背後から乳房を揉んでいた楊の手が離れる。 「あっ、いやっ」  美夕の両膝が掴まれ、乱暴に脚が開かれた。 耳に、少し意地悪な楊の声が滑り込む。 「美夕は、本当に淫乱だ」  全身の血が一気に沸く。 美夕は涙を溜めた目をギュッと閉じた。  開かれたそこは、肥大し、蜜を溢れさせ、脈打っていた。
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