骨は削って隠し味にするの。

チューベローズ

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今日一人の男性に告白された。
マコトという男性だ。

突然のことで少し驚いたが、彼のことは前々から気になっていた。

交遊関係が広く、運動神経もよくてダンスがうまい。煙草は吸わないし食に気を使ってる。

ということぐらいしか知らなかったが断る理由もなかったし私の彼氏になるのには何の問題もなかった。むしろ次の彼氏は彼で最適だと思った。

「お友達から」と返事をすればマコトは喜んでくれた。

初デートは海に行った。緊張していたのか、目が合ってもすぐにそらされた。かわいいと思った。

そんな中、彼がビデオを撮ろうと言った。私も持ってきていたのだけど、空気を読んでそこでは出さなかった。

『今日は初デートで海に来てまーす！』

『マコトはしゃぎすぎ』

ビデオを撮りだしてから彼は次第に積極的になった。マコトと付き合っていくうちに、彼を好きになった。これで第一段階をクリアした。

次のステップにいくために私は家に籠って携帯の電源を切り彼との通信手段を断ち切った。