ステータス画面表示を見ることができる能力を持つ勇者の話

ステータス画面表示を見ることができる能力を持つ勇者の話 １

次は薬屋さんへ行った。
この世界では、薬も大切だということを王様から聞いた。
回復薬、マナ薬、これがこの世界における大切な薬らしい。
どこまでもゲームっぽいな。
僕は武器屋の時と同じように、一つ一つ手にとって調べた。
マナ薬とは、技を使う時に減る力を回復させるもののようだ。
薬屋さんは道具屋も兼ねているようで、道具も見ていった。
荷物が無限に入る無限バッグ、地図を手に入れた。
地図は、ようひし？とかいうのでできているような感じで、その紙にこの世界の全体が描かれていた。
僕が使うと、ステータス画面もあってちょっとした電子地図っぽくなる。まあどんな国かとかは書かれてないけど。
無限バッグを使うと、さっき買った薬なども道具なども次々と無限に入る。
かさばる心配はない。
剣はさすがに腰にさすけど。
無限バッグの中身もステータス画面に表示されるようだ。
いちいち覚える心配がなくなった。
城の近くにジョバンという村があり、そこで宿を取り、すぐベッドのようなところに横になった。