池袋の地下、マヨヒガの商店街

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 利益を投げ捨て、小さな命を救おうとした彼女なら。  出ていくほうが良いと提案した自分の寂しさに気がついて、寄り添おうとしてくれた彼女なら……。  人知れず、乾太郎は誓う。  雲母月を、必ず幸せにしてみせようと――。
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