あやかしインベスティゲーション

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「その通り。問題なのは、僕に付きまとうと、そのストーカーに不要な不幸が降り注いでしまうということだ。それは、ちょっぴり可哀そうだろう?」 「いい子かよぉ……」  月は、もう我慢できずに突っ込んだ。そんな疫病神、ギャップ萌えを通り越して突然変異種である。 「で、依頼というのは……?」 「ストーカーを追っ払って欲しい!」 「……あやかしとは……」  心底参った様な顔をする迷子みたいな疫病神に、逆に頭を抱えた。
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