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「よし、いい子だ」
頭を撫でて、そっと立ち上がったフェオドールの昂ぶりを咥え込む。ビクッと震えて、切なく鳴いた彼は身を捩っている。深い快楽に飲まれているみたいに、ヒクヒクと後孔も口を開けている。
そこに指を二本添えて、ゆっくりと挿れた。優しくすれば簡単に飲み込んでいく。やわやわっと飲み込んで、美味しそうにキュウキュウ締め付けている。
「ボリスぅ、お尻の奥してぇ」
「まだダメ。あまりイキすぎると辛くなるから解すだけ」
「ボクのおちんちん、舐めて……」
「イキそうだから離したの」
「お願い……もう、入れてよぉ」
「あのね。俺のは平均だけど、それでもこれで入れたら血が出る。沢山気持ち良くなりたいなら、少し我慢するの」
涙目のフェオドールは何か言おうとしたけれど、グッと唇を噛んだ。卑猥な言葉で誘う事をボリスが好まない事を知ったからだろう。ブルブルしながら自由な手で自分の根元を握って戒めている。イかないように、これがフェオドールなりの我慢だ。
意地らしくて可愛いのだが、あまり我慢させるのは辛くなる。今での荒い息を吐きながら真っ赤になっている。
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