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手早く解して、握り締めていた手をどけさせた。そして抱きしめたままゆっくりと、正常位で挿入していった。
「あっ! はぁぁ……」
「痛む?」
「いた、く、ない……痺れ……っ!」
「ゆっくり味わうんだよ。ちゃんと感じて、俺を覚えておいて」
優しく言えば素直に頷く。そしてしがみついたままのフェオドールの中を、ゆっくり解すように穿った。
入口は柔らかく解れるのに、中は吸い付くようにまとわりつく。随分と心地のよい体につい夢中になりそうだ。
でもそれではあいつと変わらない。これは甘い調教。この体に、教え込む為のプレイ。
優しく、緩慢に抜き差しをしていく。欲しい場所を薄く刺激して、探っていく。完全に硬くなっている前立腺が亀頭に当たると流石に息が漏れる。抱きしめる様に収縮して絡みつかれると更に射精感は高まってしまうが、まだ終わらせない。
「ボリス……おちんちん、止まらないよぉ……」
グスグス泣きながら喘いで、拙くそんな事を言うフェオドールの昂ぶりからはトロトロと白濁の混じる液が溢れてくる。まだ激しく中を弄っていないのにこれだ。かなりイキやすい体になっている。これで激しくしたら、確実に突く度に吐き出すだろう。
「辛くない? 痛くない?」
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