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「痛く、ない……でも、苦しいの……気持ち良くて、分かんなくなるの。ボク、どうなるの?」
「どうもならないよ。気持ちいいまま、眠るんだ」
体力もきっとそれほどはない。長時間楽しむと、疲れ果ててしまう。本当はもう少し楽しみたいけれど。
「少し、強くする」
「おわ、ちゃうの? もっと、ボリスで埋めてほしい……」
「一緒に寝るの。それに、体力続かなくなる。もっと欲しかったらちゃんと食べて、少し鍛えておいてね」
「ん、分かった。あのね、中に欲しい」
「いいよ」
媚びは消えた。瞳は蕩けていても、ちゃんと見ている。それで、満足だ。
膝を抱え上げ、深く入れる。パンッと音がしそうな挿入に、フェオドールは高い嬌声を上げて仰け反り、ビクビク震えながらイッている。ビュクッと飛んだ少量の白濁が腹の上を汚していく。
「あっ、くる! 大きいの、くる!! 中で、イッちゃう!」
「分かってる。凄い締めつけ……俺も、中でね」
「ボリス、すき……」
「……俺も、好きだよ」
途端、安心が引き金になったのか快楽の波に攫われたフェオドールが一際高い声で鳴いてイッた。背をしならせ、体全体を痙攣させながら。
「っ!」
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