1日目 あの日の僕

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「まぁ気にすんなって!それよりお前らのせいで掃除が中途半端なんだよ。あとちょっとだから手伝えやw」 翔太とは幼稚園からの古い付き合いで、最初は仲がとても悪くこんな関係になるなんて思っていなかった。しかし、腐れ縁というものもあり徐々に年を重ねるごとにお互い丸い性格になり、今では本音を言い合える唯一の存在になっていた。 「なぁ彰!この後暇か?」 「お前ひどいこと聞くんだなw振られた男にこの後用事なんてあるかよw」 「ごめんごめんw女とじゃないけどこの後2人でカラオケに行かないか?」 「やることもないし、ここは2人で騒ぎに行くか!」 「よっしゃ!じゃあさっさと掃除終わらせて残念会しにいくかww」 「そういう余計なこと言わなくていいんだよw」 こうして僕らはカラオケに行くことになり、夜まで歌った。 「いやー楽しかった!ありがとな一緒に来てくれて!」 「何言ってんだよ!お礼を言いたいのは僕のほうだよ。さすがに振られた直後に家に帰るのはきつかったからな」 「なんだ、やっぱきつかったんだなwそういう時はいつでも頼れよ?俺帰りこっちだから!また学校でな!」 「ありがとう!また学校で!」     
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