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『わかった!困らせてごめんね。その代わりといっては何だけど誰にも聞かれないのなら下の名前で呼んでもいいかな?』
『迷惑かけてごめんなさい。下の名前で呼ぶのは大丈夫ですよ!私も彰君って呼んでもいいですか?』
『謝らなくてもいいよwwうん!下の名前で呼んで!』
メールのやり取りが終わった時には出席確認は終わっていた。
少しの時間がとても長く思えて、あーリア充ってこういうことなんだろうなって実感した。
そして授業が始まり、僕は携帯をいじったり寝たりして授業など聞いていなかった。
そうこうしているうちに昼休みになり、携帯が鳴った。
『お昼ご飯一緒に食べませんか?』
『愛彩から誘ってくれるとは思はなかった!どこに集合にする?』
『屋上でいいですか?』
そう彼女から返信が来た。
僕は鼻歌をしながら階段を上り愛彩が来るのを待っていた。
「おまたせ!」
「遅かったね。何かしてたの?」
そう聞くと愛彩は少し黙り、考えているように見えた。
「ちょっと先生の手伝いしてたの。教材が重くて疲れちゃった」
そう言って苦笑いを見せた。
「そうなんだ。大変だったね。じゃあご飯食べようか!」
「うん!お腹なりそうで4時間目緊張しちゃっ たw」
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