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何もかも彼にお見通しの様で。小さく頷くのが精一杯だった。
「じゃあ、これからは、俺がいっぱいしてあげる。いっぱい気持ちよくしてあげる)
信孝さんが体を起こし、ゆっくりと唇を重ねてきた。
僕のを飲み干し、少し苦いけど、甘い甘いキスに、しばし酔いしれた。
「ひゃあ」
彼の手が双丘を撫で、奥の硬く閉じた蕾に触れた瞬間、体がびくっと震えた。
達して間もない体は敏感になっていて、彼に少し触れられるだけで過剰に反応した。
「無理だったら、今日は止めるから、少しだけ」
そう言って、枕元に手を伸ばし、透明の小瓶を取り出した。粘り気のある液体を指で掬い上げ、蕾に満遍なく垂らし、指の腹で丹念に解しはじめた。
「ふぅ・・・ん」
くちゅくちゅといやらしい音が、静寂な部屋に響き渡る。
隣の部屋にいるだろう、昆さんに聞かれていないか、急に不安になり、声を必死で押さえた。
「声、出していいよ。我慢しなくても。龍も、昆も別に気にしないから」
口を押さえていた手の甲にチュッと、軽くキスをされた。
「う、うんーーやぁ・・・」
最初一本だった指は、いつの間にか3本に増えていた。肉襞をグジョグジョに掻き回され、腰がピクピクと痙攣する。
「震えが止まんない、体が何か変」
「変じゃないよ、ナオの体が気持ちいいって言っているんだよ」
「う、うん。あ、あっ・・・ん!そこ、やだ!」
ある一ヶ所に指が押し当てられた時、今まで感じた事がない衝撃に襲われた。
「ここ、そんなにいい?」
ぐりぐりと集中的に責められ、腰が砕けそうになる。
それに反応し、僕のモノも、鈴口からタラタラと蜜
を滴らせながら、ゆっくりと頭をもたげた。
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