3 ござるウイルス

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 我が想い姫をば救わんとて、姫を追い山道を走り抜け、ようよう追いついてみれば――着物のはだけたあられもない姿で血を流し絶命していた綾姫。  その亡骸を掻き抱く清志丸。  おのれ、清志丸!  ワシは清志丸に切りつけた。  だが致命傷を負わせるには至らず―― 「こら田中ヤスフミ、いつまで膝枕に浸ってんだよ」権藤に頭を叩かれた。 「ピピピピ。ピ。」とタイマーを止める振りをする樫飯さん「はい、お時間終了です。ありがとうございまーす。延長料金は受付でお願いしますねー」  え?  これって、そういうことなの?  JKなんちゃら的な商売?
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