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ブラッドがメディスンの言葉を遮った。
「シックスの意志は親父の意志だ。俺はてめえのことが大嫌いだがよ、あいつはお前のことを信頼している。あんな目にあわされたってのにな。……メディスン、てめえがてめえなりにリーダーの意志を継いでいたんだってことはわかってんよ」
「ブラッド……」
名を呼び、その後の言葉が出ないメディスン。
そんなメディスンにエヌエーが言う。
「いまこそ私たちの意志をひとつに」
顔を合わせた3人は、そのままシックスの後に続いていった。
そこから反帝国組織の猛烈な反撃が始まったが――。
「全員、それまでだ!!!」
さらに激しくなる戦場に、抜けのいい美声が響き渡った。
その声に、ストリング帝国の機械兵も反帝国組織の者たちも動きが止まる。
声の先には 金髪碧眼のロングヘアの女性――キャス・デュ―バーグが白く光る刃ピックアップブレードを掲げて立っている。
キャスは凛々しく前を見つめて続ける。
「これ以上の戦闘は、互いに被害を増やすだけだ。ストリング帝国の将軍として、両陣営に対し一時休戦を申し出る!!!」
キャスの後ろにいたアンは思う。
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