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「実際に君たちは仲が良さそうだしな。まあ、報告はそれでいいとして、どうせこの場で君らは反帝国組織と共に死ぬんだ。なにも気にすることはない」
ノピアが手をあげると、オートマタたちが動き始めた。
後ろに待機していた戦闘車両――プレイテックも砲撃を開始する。
周囲に、轟音と閃光が迸る。
再び機械兵と反帝国組織の戦闘が始まった。
苦悶の表情をしたアンが、ピックアップブレードを出して戦闘態勢に入る。
その表情を横目で見たキャス。
それからノピアへと向かっていった。
「おい、ノピア将軍。私の力を忘れたのか? なら思い出させてやるぞ」
キャスがピックアップブレードを下ろして、反対の手をノピアへ向かって開いた。
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