よん

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「よろしく!」 ものすごく爽やかな笑顔で挨拶され、苦笑いする。 「あ、よ、よろしくね」 「あれっ?矢水くん?矢水くんだよね?」 「へっ…?」 思わず変な声が出るわたし。 「小学校で一緒だった!花子だよ!すぐ転校しちゃったから、覚えてないか」 まじまじと見る矢水。 いや、見た目はともかく、こんな名前の子がいたら覚えてるでしょう。 「あ~そういやあ、なんとなく」 「ヒドいなあ!コクってくれたじゃん!忘れたの?!」 「はい!?」 教室が、ザワついた。
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