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そう。彼の名前は、煌星さん。 大学の一年先輩。 同じサークルに所属していて、先日告白されたのだ。 もしオッケーなら、クリスマスイブにデートしようって。 そして、私の名前は、紫音。 私は、彼が呼ぶ『しおん』という響きが好きだった。 まるでショパンの調べのように、甘く優しい、この響きが……。
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