147人が本棚に入れています
本棚に追加
合宿迄の間、作戦を練ったり、対策を考えたり沢山話し合い、班の仲も良くなりつつあった
合宿前日、廊下でレイナと話をしてるところに2年の先輩3人がやって来た
先輩A「田中レイちゃん・・・だよね?」
レイ「???」
先輩B「えっ!違う!?」
レイ「いや。そうですけど?」
先輩A「そうだよね!良かった!他県、しかも遠方から入学する子めったにいないからさ」
レイ「えっ?何でそれを?」
先輩B「何でって(笑)他県から来る子はだいたい噂になるよ?」
先輩A「そうそう(笑)珍しいからね」
レイ「そうなんですか?それだけ・・・ですか?」
先輩A「いや。入学式に見かけてからこいつがうるさくてさ(呆)」
レイナ「そう言うこと・・・じゃ私はお邪魔ですねぇ(笑)」
レイナは何かを感じ去って行く
レイ「レイナ待って!置いてかないでよ・・・」
レイナ「またあとで報告ねぇ(^_-)」
レイ「・・・。」
先輩B「行っちゃったな・・・。じゃ俺たちも。」
先輩A「じゃあ後でな!頑張れよ」
先輩C「おっおう!サンキュ!
・・・あのぉ?ごめんねいきなり。俺、2年B組の草間ユウヤって言います。入学式に見かけて気になって。正直に言います・・・。好きです。付き合って下さい」
一方的に早口で話す先輩
レイ「・・・。」
ユウヤ「あっ!ごめん、焦っちゃって(^_^;)
彼氏いるよね?」
レイ「いや、いないですけど。ビックリしちゃって」
ユウヤ「マジで?いないの?良かった・・・
返事は今じゃなくていいから。考えてもらえる?」
レイ「あっまぁ・・・わかりました」
ユウヤ「ありがとう。じゃ、宜しくね(´∀`*)」
そう言って去っていった。
最初のコメントを投稿しよう!