ジューラクの災難・漂流中

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ジューラクの災難・漂流中

「どうしましょう、メインエンジンが破損してだめだは」ジュラークは焦って居た。 「このままだと、この太陽系の第3惑星に引っ張られて墜落するは」 メインコンピュータは「後5時間12分で第3惑星の大気圏内に入り、墜落します」 「コンピュータ何か良い案はないの?」 コンピュータは「残念ですが、後5時間10分です」 ジュラークは途方に暮れて居た。 突然、コンピュータが「前方100キロに未確認飛行物体が居ます」 ジュラークはコンピュータに「未確認飛行物体の映像を出して」と命令した。 コンピュータは拡大映像を出した。 「どこの飛行物体だろ?」 「初めて見る飛行体だは?」 コンピュータは未確認飛行物体の分析をして居た。 「今、分析をしましたが、あの未確認飛行物体はメインエンジンがロケットエンジンです、機体はアルミニュム合金です、大変古い型のロケットです」 ジュラークは「あの旧型のロケットに救難信号を出して!」 コンピュータに命令した。 コンピュータは未確認飛行物体に救難信号を出した。 未確認飛行物体から何らわからない信号がジュラークの船に届いた。 「コンピュータ解読して」 コンピュータは解読したが「どの惑星言語にも当てはまらない言語で、残念ながら解読は不能です」 ジュラークは考えて、「円周率を送って」とコンピュータに命令した。 コンピュータは円周率を送った。 「3.1415926535 ~」 しかし、矢張り訳の分からない言語で返信が有った。 コンピュータは「矢張り解読不能ですし、通信速度が大変遅く昔の電波信号です」 ジュラークは「じゃこちらも原始的に電波信号で、そう図形での円周率を送って」 コンピュータは電波信号で円周率を図形で送った。 「●●●、●、●●●●、●、●●●●●、●●●●●●●●●」未確認飛行物体から、「●●、●●●●●●、●●●●●、●●●、●●●●●」と返信が有った。 ジュラークは「通じたは!」 相手が知的生命体とわかった。
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