喫茶店

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もしかして……君は……。 「君は……。死んでしまっているのかい?」 その言葉に彼女は少し左頬を膨らました。 少し怒った様な表情だ。 可愛いんだけどね……。そのほっぺが触りたい……。 「もう!怒るよ……」って彼女がいい掛けた時、僕は思わずその柔らかそうな左頬をさわってしまった。 温かかった。 「温かい、やっぱり君は本物?」 その質問に彼女は、「あ……、」っと。 あ?どうしたんだろうか、言葉をつまらせて。 「あ……。」 「どうしたの?」 「当たり前でしょ!今日の河野くんどうしたの?」 彼女はちょっと目を反らし僕の手を両手で僕の手のあるべき場所へと押し戻した。 「凄く、掴みにくい感じ。」 ちょっと困らせてしまったようだ。顔が赤くて、何だかリンゴみたいだ。 「ごめん。困らすつもりはなかったんだ。ただ夢みたいで……。」 彼女は再度僕を見た。 「で、何で呼んだの?」 そうだ、本題があった。当時、僕は告白するために呼んだんだ。 やめないと、終わらせないと。 彼女は本当に良い娘で、当時、彼女に告白して内緒にしといてって言ったら、ずっと内緒にしてくれた。 この頃、彼女と僕は隣の席で告白した後も授業中とか結構うるさかったら、二週間位後に野郎の友達達に「お前ら付き合ってんの?」って問いただされた事があった。 フラれた事を白状してしまったのだが、みんな、え!いつの間に!?って知らなかった。 そう、だから彼女は良い娘で、僕は絶対傷つけたくない。 これから先ずっと……だから。 「僕さあ、今まで男の友達は多かったんだけど、女の子の友達っていなくって、でも、えのちゃんとは凄く友達になりたくて……でも、どうすれば良いかわからなくて、だから呼び出したんだ!」
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