お大事に!

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 返答に詰まった隼人は、圭に軽くキスをした。 「じゃあ、俺にうつしてさっさと元気になっちまえ」 「風邪のバイキンをやっつけるものを、体の中に入れてもらえると治るかも」  その治療なら大歓迎、と隼人は今度は深く口づけた。  圭の腕が、首にまわされる。  本格的な治療に専念するために、隼人はベッドに上がった。  ヴィン・ブルレの香りに、圭の吐息が混ざり、寝室は甘い匂いでいっぱいになった。
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