桜色の唇

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一年生の一学期中間期末で痛い目にあって。 それ以来、陽樹がサポートしてくれるから、なんとか平均点を取ってはいるけれど。 自力となると、文系の場合、どこから手を付けて良いのかわからず、相当な労力を使う。 陽樹の指導は怖いけど、この指導がなくなったら、赤点は間違いないことはわかっている。だから、甘えてしまって、現在に至る。 大学も決めて、さっさと願書とかもだしていかないといけない。 三年生にもなると、進路相談や三者面談、二者面談が増えて、三年全クラス合同で進路についての説明会も多く開催されるようになった。 私は、どこにいけばいいのか... 周りはぼちぼち決まってきているのに、私はまだまだ決まらない。
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