わたしのチートは今日も残念（旧版）

登場人物

『内田安奈』
主人公、２８歳ＯＬ。
独身、彼氏いない歴○○年。
賃貸アパート１人暮らし。
会社員の母親に育てられた。
アニメ、ゲーム、歴史、ドールと、万能の痛い人。
休日は趣味と引きこもりに生きる、やや（？）ぽちゃさん。たぬきっぽい。
上海陸戦隊にいた曽祖父の昔話を聞かされ続けたため、旧軍装備に詳しい。
身長１５０ｃｍ、体重〇〇ｋｇ

『あんな』
死亡した安奈が宿り転生した姿。
もとは安奈がフェスで衝動買いしたドール。
小麦色の肌に黒髪、顔立ちもどことなく似ていたため、自分の名前をつけていた。
ドールの設定からか、身体能力は転生前より高い。

以下、未登場。一部ネタバレ含みます。

『転生課主幹』
スーツ姿の初老の男性。
安奈の転生手続きを担当する。
思考が昭和のため、お約束の異世界チートが用意できなかった。
一般企業でいうところの課長さん。

異世界の人々
『ロッソ=グルトゥース』
男性、４５歳。
黒い長衣に顎ヒゲ。
商業都市アルナの大商人。
自ら隊商を率いて街々を巡る。
貫禄のある美中年。その大殿筋は見事にビルドアップされている。
家紋は黒字に金で描かれたポージングする男性。
武器は木箱を開けるための、バールのような物。

『筋と花（ムスコリ=エ=フィオーリ）』
熱い筋肉で結ばれた１５人の戦士たち。
己の筋肉にかけて依頼を遂行する、見た目（と発言）以外は至極真っ当な傭兵団。
濃ゆい。
主要３人以外の名前はイタリア語の星座名。
装備は揃いの黒い革鎧と重量級の両手武器。

『マルコ=ビチェプス』
男性、３１歳。
ロッソの専属傭兵、『筋と花』の団長。
厳つい顔立ちの男前。
盛り上がる上腕二頭筋でウォーハンマーを振り回す。
半裸で戦うその姿は、精鋭傭兵というより野蛮人。

『ジョルジオ=ドーシィ』
男性、２５歳。
マルコの副官。
見た目に反して知的で冷静なヒゲダルマ。
見事な広背筋でヘビークロスボウを連射する。

『ルイジ=デルトイデ』
男性、２４歳。
『筋と花』の切込み隊長。
刈り上げヘッドがトレードマーク。
三角筋を盛り上げて大剣を振り回す。

『たぬき』
二足歩行のたぬき。
もとは田中さんちのわんこ。
なぜか明治中期の詰め襟軍服。
旧式の村田銃を使いこなす。
戦場の匂いが漂い、むだに凛々しい。
３日に一度、渋い声で話すことができる。