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チョメ師匠より、前章のコメントで頂いた分です。
『イヌタデに祭囃子の名残かな』
イヌタデをぼんぼり、太鼓の丸い音、通りのお飾り。色々なものに見立てたんだ、と思いました。イヌタデのピンクの粒がキラキラ可愛くて、馴染みの風景がありありと目の前に浮かび、のどかな秋の夕暮れまで感じてほわんとなりました。
……なんですが。
実はサラ女、それとはまた別のものも浮かびました。正確にいうと、歌。
ご存じの方もいらっしゃいますが、サラ女は中島みゆきの大ファンです。
そんで浮かんだのが古いアルバムの中の1曲。『まつりばやし』
ずっと頭の中をリピートしてます。
決して明るい歌ではありません。昔の彼女特有の口を大きく開けない呟くような歌い方で、淡々と語ります。
詩の内容はかいつまんで言うと、亡くなった人への想い。前向きじゃないけど後ろ向きでもない。
『もう、紅い花が揺れても…』
と繰り返します。今の透き通った空にめがけてラストは高音で突き抜ける。
詩の中にでてくる花は彼岸花じゃないかな?と思います。夏の終わりの祭りと歌っているから。
一説には彼女の父が亡くなった時のことを元にしてるとか。同じく『雪』という歌があります。
『あの人が教えるとおり歩いてくはずだった私は、雪で足跡が見えない。立ち尽くす。貴方を呼びながら…』
さーせん、ちょいと今不安定なせいか、つい。
私がみゆきのファンになったのは高校一年の時。部活仲間に無理矢理聞かされ全曲覚えさせられ、コンサートに引きずられていったのが始まりなんですが。
まつりばやしの一言で、あの頃口ずさんでいた曲を思い出し、亡き父の思い出とダブり、神輿を担いだ幼い自分にタイムスリップ。
目の端にじんわり涙がにじんでしまいました。
なんだかすっごい真面目な展開のはの字になってしまいましたが、うん。
文字に落として納得した。
また明日から頑張れそう(^∇^)
誰やねん、鬼の目にも涙っちゅうヤツは(`・д・´)ウマの目じゃ!(*・ω・)ノ←結局、お笑い♪
あ、コスモス只今満開です!
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