世界から魔法が消えるまで

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　翌日、朝からこの辺りで一番大きな図書館に来た。図書館の中は広く、置いてある本の数もものすごく多い。その大量にある本の中から自分の目的に合いそうな本をじっくりと探していく。
　しばらくしてすごく古そうな歴史の本を一冊見つけ、手に取った。開いて中を見てみると知らないことがたくさん書いてある。過去の出来事については昔のことになればなるほど信憑性に欠けるとされ、学んだところで大して意味はないと歴史は学校では習わない。
　この日は夕方になるまで、この分厚い歴史の本をじっくりと読みふけった。