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登場人物設定
(村上家のひとびと)
村上 遙香(むらかみ・はるか) 昭和12(1937)年から眠り続けてきた、コールドスリーパー。とっくにお婆さん年齢なのに、見た感じ、ぴちぴち10歳代。特殊能力を操り、大人達を困らせる。一説によると、日本橋白木屋百貨店のビル火災昭和7(1932)年12月16日(遙香11歳)は、玩具売り場で彼女がダダをこね、呪文を唱えたからだとされている。実年齢は16歳。現在、神奈川県立都筑丘(つづきがおか)高等学校2年次編入学を果たす。大正10(1921)年7月10日生まれの、本来ならばお婆さんなはずだが……。
村上 慎作(むらかみ・しんさく) 大正~昭和初期にかけて活躍した、理学博士。コールドスリープ装置の設計を担当。遙香の父。慎一郎の父。物故者。
村上 栄(むらかみ・さかえ) 遙香の母であり、慎作の嫁である。物故者。
村上慎一郎(むらかみ・しんいちろう) 現在の村上理化学研究所(ほぼ薬局)所長。昭和初期生まれ。ぼちぼち引退を考えている。常にやる気がない。遙香の甥。
村上 妙子(むらかみ・たえこ)彩香の母であり、慎一郎の嫁である。口癖は「あなたは、さっさと、婿をもらってお店継いじゃなさいよ」。
村上 彩香(むらかみ・あやか) 慎一郎の長女。デスマーチで嫁ぎ遅れた情報技術者。誰かと素敵な恋をしたいと、常に理想の誰かを胸に宿している。なんと、遙香からは「お母さん」呼ばわりされた。まだ未婚なのに……。バツゼロ子持ち……。
樺島 健也(かばしま・けんや) 村上理化学研究所(という名のほぼ薬局)所員。薬剤師免許等保有。好奇心旺盛。
(神奈川県立都筑丘高等学校の皆様)
対馬 さつき(つしま・さつき) 同高校、2年1組の学級委員長。何事にも動じず、真顔で笑いを取る、アタマの回転が早いタイプ。
冴木 まどか(さえき・まどか) 同高校、2年1組の転入生。オーストラリア、ブリスベン日本語学校からの帰国子女で、念力の元となる英単語を村上遙香にこっそり教えて、学校中が大騒ぎになる。
丹羽 裕一郎(にわ・ゆういちろう) 同高校、2年1組のクラスメイト。趣味で歴史(近・現代史)に詳しい。村上遙香ちゃんラブ(片思い)。
藤本 克人(ふじもと・かつと) 同高校、2年1組の学級担任。担当科目は数学。
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