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「まだ開店前なんだけどなあ」
くわえタバコで先輩が出てきた。
「レイの音はどっちもうるせーから起こされるな」
「すみません、無理言って」
「まあレイだからなwバイクは裏のガレージに回しときな」
「ありがとうございます」
俺は工場裏手のガレージにニンジャを置きジャケットを着替える。
「お!お洒落さんやな」
「いやぁ、電車乗るのに脊髄パッドはいらんでしょw」
「そりゃそうだ。
まあ、楽しんできな」
「はい」
そう言いながらまだ時間があったので先輩に缶コーヒーを買って渡し一服。
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