出会いと別れ

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水道橋駅を降りJRAの黄色いビルを目印に進む。 みおはスキップでもするようなテンポで歩き 俺はみおが転ばぬようにしっかりと手を握っていた。 「よかった良い天気で」 「なんか久しぶりに出かけた感じ」 真美が呟く 「うん」 俺は気のきいた言葉もかけられないまま相槌を打つくらいしかできなかった。
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