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カズオ君は
ソファから立ち上がり
携帯から繋がる
大きなプロジェクター
に向かい笑いながら
色々なポーズをとる
こんな風にして欲しい！
こんな風にして欲しい！
こーんな風に！
女優さんはいらない、、だって君がいるから
イノシシ達が窓の外の豪華な庭で過ごしてるのを
たまに横目で見る。プロジェクターの中の女の子も
同じようにイノシシを見る。
瓜坊がまた増えた。なんていい光景なんだろう
、、今にこのイノシシ達みたいに自分も家族を
持つのだろうか、、女性不信は治るだろうか、、
でも今は、、
君が孤独な時は俺も孤独だよ、、
カズオ君はそう呟き、、プロジェクターの彼女を
見つめた 2人は同時にそっとうなずき合った
「さあ乾杯しよう」
カズオ君とプロジェクターの中の３D彼女は
グラスを掲げ合い
乾杯した。
完
わたしは、、あんなかすなかま引き連れていたから
きっと女優さんたちが
避けてるんだな、と思って可愛そうになった。
誰が邪魔してるんだろう。なんでも手に入りそうな
生活してるのに、、ほんとに口下手なんだな、、
あれじゃ負け惜しみみたいだ、、
ほんとは避けられてるのかな？
ほんとに避けられてるのかな？
イベントコンパニオンはお持ち帰りの子を
クローズアップされる扱いされるし、いいことないよね。
なんでわざわざ女優さんが、とか
言うのかな、、
確かに人は被害に合わないけど、、
わたしのところには、たまに女優さんたちから
内緒でメッセージが届く。誰か紹介してあげ
よっか？あーごめん、、みんな結婚してる。
、、だから言ったのに、、、。山奥で
イノシシ眺めてワイン飲みながら「癒されて」くださいね。、、火山近いけど。女の子の中身が全て俺ならば
、、とか言う野望があるのかもね。凄い人って変わってるから。女優さんじゃなくて君がいいよって３D彼女でカモフラージュしながら彼女とやり取りしてるからと勝手に心配はやめようと思ってます。イノシシは、畑荒らすよ？
あまり増やさない方がいいよ。
早く！早くそれを奴らに！
きもいっまた来た！
中身はカズオ君じゃない！
カズマだ！そいつの指導を受けてるやつは展開が
似てるんだ！、、わたしは、従うもんか！
来年はイノシシ年
忘れていた
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