俺のお噺

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あの後、少年に回復魔法〈ヒール〉をかけて傷を治して、俺の部屋に簡易的なベッドを置いて一夜を越した。 少年は最初はかなり色々なことに警戒していたが、警戒心を少しは解いてくれたみたいだった 今日は屋敷の中を案内してから少年との会話かな~俺の名前は四月一日って言えばいいか? でも、四月一日って言いづらいよな、うーん? 俺はよく考え事をする本当に些細なことに何時間、何日と悩むから結構時間の感覚がわからなくなる。俺の悪い癖だな。 悶々と悩んでいると朝食を作り終えてしまった。 なんと俺は公爵家長男でありながら、身の回りのことは基本的に自分でやっているのだ!! 実際、両親が期待してるのは次男の快斗(カイト)の方で、俺はかなり甘やかされている。快斗はかなり厳しく育てられているみたいだな まぁ、楽に過ごせるからいいんだけど っとまた話がずれたな、今は少年のもとへ、朝食を運んでいる最中だ。ちなみに今日の俺は白い着物に藍色の羽織を着てるよ。 着物はこの世界には無いようで俺が仕立て屋にデザイン設計図を渡して作らせたんだ ***○***○***○***○*** 名前:四月一日 連夜 備考:いつも特注品の着物を着ている。 前世日本人。植物を育てるのが趣味。
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