第3話

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―???― “…………ますか?” 「……え?」 “……声……聞こえますか?” 俺の頭の中に、まるで天使の様な…優しい声が聞こえて来た………。 「貴方は……誰?」 “私は……イヴ……” ―――本物のお姫様? 「何故俺は、貴女と入れ代わったの?」 “それは……言えません” 「貴女は、今何処に居るの?」 “それも……言えません” 「…じゃあ、現実の俺は何処に居るの?」 “それも……言えません” ……な、何も聞けねぇ―――!!!! 「分かったよ。俺は…これからどうすれば良い?」 “……貴方は助かります。とだけ……伝えて置きます” 「待って…!! もっと聞きたい事が―――!!」 しかし……自分を“イヴ”と名乗る 不思議な声は そのまま途絶えてしまった―――。
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