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―???―
“…………ますか?”
「……え?」
“……声……聞こえますか?”
俺の頭の中に、まるで天使の様な…優しい声が聞こえて来た………。
「貴方は……誰?」
“私は……イヴ……”
―――本物のお姫様?
「何故俺は、貴女と入れ代わったの?」
“それは……言えません”
「貴女は、今何処に居るの?」
“それも……言えません”
「…じゃあ、現実の俺は何処に居るの?」
“それも……言えません”
……な、何も聞けねぇ―――!!!!
「分かったよ。俺は…これからどうすれば良い?」
“……貴方は助かります。とだけ……伝えて置きます”
「待って…!! もっと聞きたい事が―――!!」
しかし……自分を“イヴ”と名乗る 不思議な声は そのまま途絶えてしまった―――。
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