第3話

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「……良く眠れましたか?」 「は、はい……」 「今からお着替えを手伝わせて頂きます」 「えっ…着替えなんて、別に1人でも……」 着替えを見られるのは、お姫様になったとは言え、ちょっと恥ずかしい。 ※身体は女性でも、中身は男なのだ。 「ウェディングドレスは、お1人でお着替えなさるのは少々大変かと……」 「あ………」 ……そうだ。今日俺は、あのイケメン王子様と結婚するんだった。 確かにウェディングドレスは、1人で着替えるのは難しいだろう……。 「えっと…それじゃ、お願いします」 「はい、お任せ下さい!!」 メイドは嬉しそうにニッコリ笑った。
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