第4話

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振り返ると……そこに居たのは。 4人の若い戦士達……と―――。 「もう1人のアダム王子!?!?」 「えっ?これってど…どう言う事????」 式場が更にざわつき始めた。 「そこに居るのは 私の偽物だ!!!!」 「に、偽物!? 貴方が…本物のアダム王子?じゃあこのアダム王子は―――?」 「今すぐそいつから離れろ、イヴ!!!!」 「―――!?」 ―――ビュッッ!!!! アダムは偽物のアダムに向かって剣を投げた!? 「チッ―――!!!!」 ―――キィィン!!!! 偽物のアダムは、剣を弾いた。 「お姫様、こっちです!!」 「………!!」 魔法使いの様な少年に腕を引っ張られ、俺は壁の後ろに隠れた。 「他の皆さんは……!?」 「キララとケイトお姉ちゃんが、お城の外へ逃がしているから大丈夫」 「そっか……(良かった。だけど―――)」 「……後少しで姫と国を我のモノに出来たのに―――」 「…………!?」 アダムの偽物が、段々と本物の姿を現し始めた―――。
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