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「俺…わ…私は、貴方と結婚するつもりはありません!!」
「………他に好いてる男がいるのか?」
王子の顔が少し曇った………。
「あっ、いや……そうじゃなくて―――」
……あれ?何で焦ってるんだ俺?
……って言うか、男と結婚なんか出来るか―――!!!!
「フフッ……そうか、照れているのか」
「へっ……?ち、違っ―――」
王子は、俺の顎をくいっと上げて、顔を近付けた……。
「―――ッ!?(ドキッ////)」
良く見ると……王子とあって、男は整った綺麗な顔をしている。
……って!! 何で男相手にドキドキしているんだ、俺は―――!!!!
「……は、離して……////」
「麗しき姫よ……すぐに我の虜にしてみせる―――」
「………ッ!?////」
や……ヤバい……鼻血出そう。
―――って、何やってんだ俺!!!!
俺は、バッ!!と王子から離れた。
「俺……じゃなくて、私……家に帰ります!!」
「あっ…姫―――!?」
部屋から出ようとしたのだが―――。
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