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将生
「なるほど。よく分かりました。
話は変わりますが、栗原総理はいつ目を覚ますと思いますか?
栗原総理が目を覚ましたら、さすがに我々は動かなければならないでしょう?」
昌宏
「いいや、大丈夫でしょう。
『捜査は警護課に全て任してある。我々は栗原総理のリハビリを全力でサポートする。』
と言っておけば大丈夫でしょうね。
それと別に私は政策秘書ですから、
『私は、リハビリのサポートとともに、今回の選挙の対策を考えてみる。』
とでも言ってみます。
リハビリのサポートと選挙対策。この二つの業務を作ることで、事件の捜査をしないことは、不自然ではなくなります。」
将生
「それなら私は、
『リハビリのサポートに加えて、今後のスケジュール管理と調整、地元の応援者への挨拶回り』
というところですかね。第一秘書としての役割を、しっかりと果たすことが、自然なことだと考えてます。
勇樹さんは、どうされるおつもりですか?」
勇樹
「私は元々、今回の選挙が終わったら引退するつもりでしたからね。」
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