指と唇11

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そう言うと男はチサトのお尻をトイレットペーパーで拭き上げて、手首のS字フックを外してチサトを持ち上げる。 チサトをベッドに置き、両膝の裏に棒を一本挟ませて開かせたまま縛り上げた。 そして四つん這いにさせる。 アナルが丸見えの状態になり、また軟膏を塗りこみ始めた。 先程と違い、チサトのアナルは男の指を簡単に飲み込む。 そして異変が訪れた。 チサトのアナルが疼き出したのだ。 熱を帯び、男の指に反応し始める。 「フゥッ…うぅん。ア、ア、アン!」 「やっぱりチサトはこっちの才能があるんだろうな。 気持ち良さそうにしちゃってさ。 どんどんほぐれていく。 ほら、四本目も入るぞ。」 メリメリと音を立ててそこに小指も加わる。 痛いはずなのに背筋は慄き、快楽を貪っていることがチサトの頭でグルグルと回る。 違和感も不快感もあるのに…。 「たった数時間でこんなにほぐれるなんて、才能だ。 淫乱なケツの穴がパクパク言ってる。 明日には手首も入りそうだな。」 男がそう笑うとチサトは短く叫んだ。 「大丈夫だ。 今日はこれで終わりにするよ。」 そう言うと男はチサトのアナルから指を抜く。 チサトは安堵したが、その言葉を疑うような感触が次の瞬間、チサトを貫いた。 「イギィッ!!!」 チサトのアナルに先程の指四本分と同じぐらいの太さだが、もっと長く凶悪なものが刺さってきたのだ。 「これを入れてね。 せっかく広げたのにもったいないもんな。 このあとそのまま食事にする。 食事のあと、抜いてやるよ。」 そう言うとそれはさらに深々と刺さり、その上からゴム製の下着を着けられた。 チサトは腸内に広がる圧迫感が不快な一方、先程までの快感も強くなっている気がしていた。
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