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指と唇13
着せられている服は白いマキシ丈のワンピース。
肌触りも良いしなんとはなしにチサトの好きそうな服だ。
それは当然彼が買ってきたのだろう。
そんなことをチサトは疼く体を抑えるために思う。
隣の部屋に入るとろうそくのような電灯が仄かに灯っている。
リビングダイニングと言えば良いと思う。
よく目を凝らして見てみれば綺麗な四人がけのテーブルが一つ、椅子は二脚という感じだ。
「チサト俺の前に立って。」
男が急にそういうので驚いたがチサトはおとなしく従う。
なるべく普通にしてはいるものの、太ももからお尻にかけて、歩くたびに力をいれておかないと歩くことに支障をきたしそうだ。
「チサトは下のお口に栓してるのに上の口からご飯も食べるんだ。
ごうつくだね。」
そう言われて頬が熱くなるのを感じる。
頭の上から聞こえる低い声にチサトはしびれた。
すると男は服の上から乳首を弄る。
鼻にかかった声を漏らした。
「なぁチサト。
言ってみろよ。
『私はケツも口も何か食べてないと落ち着かない強欲で変態なメスです。』
ってさ、簡単だろ?」
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