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指と唇4
チサトはもう声も出せなくなっているのに止まない攻めに翻弄される肉の塊のようだ。
小刻みに揺れる身体は失禁を続けていた。
暖かな液体が次々と流れて行く。
「やったなチサト。
20分超えたぞ。
って言ってもチサトはもう意識ほとんど無いだろうけど。」
男は片方の手を乳首から外してチサトの頭の上に手を伸ばす。
もう片方の手も外すとビビッとテープを取る音がした。チサトの振動も止み、息遣いだけが響いている。
二枚のテープを取ってローターを乳首に固定すると、ローターを一度止めて、目隠しをずらした。
目元の赤みは泣いていたのだろうか。
閉じられている目と湿って束になった長い睫毛。
「アイマスク、ビショビショだな。
変えようか。」
アイマスクを変えて、男はチサトを起き上がらせた。
脱力しきっているチサトに水を飲ませるためだ。
意識が無くても少しずつ飲ませば、喉は動く。
一口ずつ口移しでゆっくりと男は飲ませた。
「チサト…休憩は終わりだ。
今度はどこにしようかな。
お尻叩いて一回で起きなかったら…。」
そこまで言ってチサトに土下座のような姿勢を取らせて手を上へ上げた。
チサトの臀部めがけて、男は手を振り抜いた。
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