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指と唇7
「チサト、ここはじめて?」
男が不意に質問してきた。
チサトはアナルから送り出される不思議で冷たいような感覚と腰の震えるローターから送られる快感に抗うのがやっとだ。
チサトは首を2、3回縦に振る。
「そうか、もしかすると素質あるかも知れないけど、一応いろいろやっておかないとな。」
男はローターを止めて立ち上がり手首のロープにかけていたS字フックを外した。
歩いて何かを取りに行く
ー…ギュッ…グググゥ…パチン!
もう一度似たような音がする。
チサトは以前聞いた事があると思い、記憶を遡る。
あれは…確か居酒屋でバイトしてる時に厨房から聞こえてたような…。
「お待たせ。
ちょっとごめんねチサト、姿勢を変えないといけないんだ。
よいしょっと。」
男はチサトの胴に片腕を回して軽々と持ち上げて、四つん這いにした。
四つん這いと言っても足首のロープはまだくくられていて両足を揃える事は難しかった。
「よし、じゃあ始めるよ。
まずはこれ。」
そう言うと冷たい軟膏のような物がアナルに当たる。
「ヒアッ!?
な、なにそれぇ!」
男は手を止めず、チサトのアナルを揉み解す…と、いきなりアナルに中指を勢いよく刺し込んだ。
「アガッ!」
チサトは急に入ってきた中指に異物感と不快感を示して、排泄しようとするがそのリズムに合わせて中指はゆるゆると動いている。
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