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知らぬは本人ばかりなり
輝夜
腰までのストレートロングの髪に少しツリ目の迫力系美少女。
霊感が強く見える触れる話せるハイスペック持ち。幼少時代に月詠の庵を森の中で見つけて
以来通い続けている。
その他蛇神の癸の他にも夜雀や鎌鼬、猫又など助けたアヤカシに守られている。
月詠
銀の髪に美貌の容姿を持つ千年以上生きる天狐。
毎日通ってくる人の子を初めは拒絶していたが、絆されてしまい庇護している。
配下のアヤカシに老齢の狐と百目鬼。雪女などが居る。癸とも旧知の仲。
癸
膝をも超える長い黒髪に花魁のように婀娜に着物を着崩して纏っておりこちらも妖艶な美女の蛇神。
信仰が無くなり祠や祭壇も取り壊されてしまった為妖力を失い消えかけていた時輝夜に拾われ、
命を救われた。以来平常時は輝夜の影に潜み輝夜を守っている。
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「ねーねー、お狐様ー。お祭り行きたーい!」
「わしは構わんがお前さんあぁいう所は見え過ぎて苦手じゃろ?」
「だからだよ。お狐様とならあまり寄って来ないかなぁと思ってさー」
いつものように森の中に男が構えた庵を訪れた少女がおやつの大福を頬張りつつ言った。
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