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「一緒に住めば、毎日、気持ち良くしてあげるよ?」  そう言うと、ナオの顔は、耳まで真っ赤に染まった。ナオが快楽に弱い事は、もう、既に分かっている。 「ナオが大好きなコレで、奥まで突いてあげる、毎日、嫌になるくらい、ね?」  ぽん、と自分の下腹部を叩いてから、ぺろりと唇を舐めると、にやり、僕は笑った。ナオは真っ赤に染まった顔を必死に動かして、ぶんぶん、首を横に振った。余りにも必死に動かすので力を抜いたら、手が離れた。あ、首まで真っ赤だ。可愛いなあ。 「毎日、は、まあ、流石に無理だけどね。でも、本当に、ナオの身体が保つくらいは色々してあげられるよ。玩具も沢山あるし」 「お、玩具は嫌です!」  珍しく大きな声でナオははっきりと主張した。首まで赤く染めたまま。  ナオとは、色んな玩具を試した事がある。僕は、別にサディストじゃない。多分、ナオもマゾヒストじゃ無いだろうけど。でも、玩具は良いスパイスになるのだ。ナオの新しい面も引き出せる。僕は、ここ数ヶ月で今まで使った事も無いような玩具を、実は色々取り揃えていた。 「何で? ナオ、玩具が、好きでしょう?」  僕がそう指摘すると、ナオは、ふるふる、と首を横に振った。消え入りそうな声で、続ける。 「ミツキさんが、良いです。玩具じゃなくて」
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