『抱いてください』

6/11

263人が本棚に入れています
本棚に追加
/37ページ
 檜の広い湯船のお湯が大きく揺れ、飛沫を上げていた。 寄せ合う肌が、美夕の心を包み込んでいく。 「楊君、楊君!」  湯船の中で楊は美夕を抱く。 「全部、全部流して!」  首筋にキスをされ、しなやかな手で乳房を揉まれながら美夕は楊にしがみついた。 「んっ、」  楊の唇が、首筋から乳房へと下り、乳首を吸われ、美夕は震えながら、楊の頭を抱き締めた。 「もっと、もっと楊君!」
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!

263人が本棚に入れています
本棚に追加