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ヤツは照れ隠しでもするようにニヤッと笑うと、
「やっぱ俺、ヘンタイ? だよな? イく時、お前のツラにぶっかけてみてえとか想像したりさ……」
「はぁッ……!? 何ソレ……」
俺の顔面にブッかける想像をしながら独りで抜いてるコイツの姿が頭の中にブワッと映像付きで浮かんだ瞬間に、堪らない射精感に襲われた。それを煽るように次々と発せられる艶っぽい声音にも、ヤられそうだ。
「自分でもおかしいんじゃねえかって、たまに思うよ。めちゃめちゃになったお前に興奮してるてめえの姿、想像しながらイくなんてさ。マジで俺、ヘンタイ通り越してアブネーんじゃねえかって……ッ」
台詞がきわどくなるごとに、ケツの奥深くまで乱暴に突き上げられて、もう我慢の限界、意識までもがもっていかれそうになった。
「……ッや……べえって、バカ! イっ…ちまう……ッ!」
「え!? 何、ちょい待ち、なら俺も……ッ」
そんな言葉が耳元をかすめた気がしたが、実際待ってなどいられなくて、気付けば俺は自覚のないままに腹の上へと熱を放っていた。
なんてこった! カッコ悪ィ――
余裕のかけらもないことを露呈してしまったようで、恥ずかしくて視線が泳ぐ。
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