第4章 「史上最悪のクリスマスイブ」の巻

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5f396a4b-6fa9-42c3-b267-e7994dc6f849 「じゃ…依子や先輩も…もしかして…」 「ううん…それは大丈夫。多分アタシだけだから。何年アンタと付き合ってると思ってんのよ!」 ーーホッ… 「真由…お願い!…あの二人には絶対言わないで!ねっ!」 「解ってる。言わないよ」 「ありがと」 「今、亜耶は美容院?」 「うん…」 「デートの準備に余念なしってとこか。今夜は頑張んなよ」 「うん…でもな~」 「もし…今夜、柳木さんがラブホに誘って来たら…一回は拒むのよ。じゃないと…男って奴はすぐ調子に乗るから」 「そんなもん?」 「当たり前じゃん!それに初デートでいきなりラブホはないでしょ。キス止まりにしないと…」 「うん…解った」 「じゃ…健闘を祈ってるね」 「うん…ありがと…真由」 「いいって!そのかわり亜耶が上手くいったら、柳木さんの友達…誰か紹介してよね!」 「上手くいったらね。じゃね」
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