プロローグ

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ブァッサッ、ギシギシギシ…… 「暇やなー。親方」 今にも壊れそうなソファーに腰を掛けて、あふろは気怠そうに呟いた。 「そうっすねー。依頼ないっすね。あふろさん。」 こちらも気怠そうにデスクに足を乗せ、椅子に深々と腰を掛けている。 ーー暇そ~うなこの二人。前職は二人ともトラックのドライバー。AI化の波に逆らえず、取り敢えず探偵事務所を開いたのは良いが.......。三ケ月間依頼0。実に暇そうである。 ちなみに親方がソファーに座らないのは、体重が125キロ、千代の富士と同じ体重だからだ。ーー
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